10/31/2010

余談:私たちのシアターアフター


"HEREAFTER"を見た感想を先ほど書きましたが、余談のヒアアフターならずシアターアフターの話を書きます。

実はうちの旦那と見に行ったら、スピリチュアル友人が2人、もうすでにシアターの中にいました。
彼女たちは一番後ろの真ん中あたりに座っていたので、あとから行った私たちは隣に座りました。

実はアメリカのシアターはどこでもそうなのですが後ろの方に身障者用のシートを少し確保してあります。映画のトレーラーが始まったあとで、めちゃくちゃ太ったアメリカ人のおっちゃんがバカでかいポップコーンや飲み物をかかえながら入ってきたのですが、なんと私の友人のうしろにセットしてあった身障者用のシートに座ってしまいました。私は気にしないように映画に集中したのですが…

さて映画の感想がメールで送られてきたのですが映画よりも、このうしろのおっさんで友人のRさんとMさんが盛り上がった次第で…^^; あまりにも受けてしまったのでおすそわけです。
こんなかんじ!

友人Rさんからのメール


マット・ディモン君は渋くなりましたよね。 我が家でも彼は人気者のようです。
あんな津波に実際にあったらしばらくは怖くて寝れないでしょうね。 恐怖は想像も
出来ません。 
…シーンの説明…
この時点で、後の超デカおじさんは大きなため息をついてまた椅子を押したので
Mさんが怖がってました。
私この時点で、後の超デカおじさんは咳祓いをして立ち上がる努力をしたんですが、
体重が重過ぎで、2度ほど椅子にころげ落っこちました。 で、また我々の椅子を押したんで
Mさんが「てめ~、もう、がまんできん」と言って、首を絞めてました。
超デカおじさんのその後の消息はわかりません。



友人Mさんからの返事
    
    さて 今日の映画。。結構好きです。
    最初の津波は、すごかったけど
    静かに流れる映画って好きです。     
    それにしても、後ろの太った方、馬のように 「ブルルーブルルー」と言う
    音も出してましたよね。ポップコーンが食べ終わった後に私も食べられる
    んではないか。。とはらはらどきどきしてました。


友人Rさんからのまたまたの返事


おお、Mさん無事でしたか。 映画館を出て姿が消えたのでひょっとしてあの超デカおじさんはMさんのタイプだったのか、、と唖然・呆然しながら帰宅しました。 
思い出すと結構いい映画だったと思います。 でも、あのテーマに興味がないと鯛が靴、履きますよね(たいくつ)。 ではまたね。おやすみなさい。

私たちのシアターアフターは色んな意味で楽しめました!

クリント・イーストウッド監督の新作"HEREAFTER"を見た!



今日はアメリカはHALLOWEENです。この日曜日の夕方から子どもたちは仮装して近所を練り歩くお祭りですね。うちの旦那が子供の時は枕カバーを片手に夕方5時から10時までの5時間を1人で練り歩き、枕カバーに入りきれないほどのお菓子が集まったらしいです。この快感は一度やったらやめられず、毎年楽しみにしていたとか…。\(゜ロ\)(/ロ゜)/大人になってからは今度は子供たちへあげる番です!チョコレートキャンディーと野球カードを買ってきていました。(^O^)/
このハロウィンは今ではすっかりイベント化した様相を呈していますが、そもそもは11月1日のキリスト教の「万聖節」(ばんせいせつ)の前夜の「ハロウ・イブ(Hallow Eve)」のことですべての聖人を祝う日。アメリカではこのハロウ・イヴが変化して「ハロウィン」になったらしいです。死者が帰る日としてもしられており、なんだか日本のお盆に相通じるものがあるなぁーといつも此の頃になると思ってしまいます。


さて、この日にクリント・イーストウッド監督の新作、「HEREAFTER ヒアアフター」を見に行けて感慨深いものがありました。アメリカでは10月22日より公開されていて興行的には良好だとか…。ちなみに日本は2月にロードショー予定です。

映画館の前のポスター(イマイチ写り悪くてごめんちゃい。)

UltraStar Cinema La Costa
良く行く映画館です。一番上にこの映画のタイトルがありますね!
すごいことに最新作なのに6ドルで見てしまいました。アーリーバードといって
朝の初回の上映は6ドルでOK。現在1ドルが80円なので単純計算をしても1人480円ですね。

また火曜日と木曜日は終日6ドルで見れます。通常は9ドル。いろいろと割引制度があるのでネットでチェックしてから行くのがいいかもしれません。アメリカで映画を見る時はぜひ。

さて本題の映画の方ですが一緒に行った主人には不評でした。(--〆)プロット(筋)が長すぎる編集の必要があるとか…なんやらかんやら(笑)。

でも私にはピタッとはまった映画でした。マット・ディモン扮するサイキックの能力のある青年が
その才能があるうえで、もんもんと悩む、そしてフランスとロンドンに住むそれぞれの主人公たちは
自分の経験を通じてHEREAFTER(死後の世界)に興味を抱いていく…サンフランシスコに住むマット・ディモンがフランスやロンドンに住む彼らと最後どうなっていくのか…?見てのお楽しみです。

さてうちの旦那に不評の理由がわかりました。
LAタイムスの記者のインタビューでこう記されてるのを見つけ、なるほど、アメリカ人の男性には理解できないかも…とも思いました。こんなかんじです。

マット・デイモンはちょっと気取って、この新作を「クリント・イーストウッドのフランス映画」と称し、またクリント・イーストウッド監督は「スピリチュアルな“チック・フリック(女性向けの映画)」と称しました。


みなさんもぜひ、見て判断して下さい。

10/24/2010

サンディエゴ・アジアン・フィルム・フェスティバル

今年もパンフレットはすごくかわいいデザインでした!

はやいもので10月も半ばになりました。10月と言えば映画のフェスティバル花盛りですね!
日本では東京国際フィルムフェスティバルが開催されているようですが200本の世界の映画が東京で見れるとあって規模が違うなあ…と感心しているこの頃です。
こちらもローカル色豊かにSan Diego Asian Film Festival が21日より1週間開催されています。私たち夫婦は昨夜23日に見に行ってきました。お目当ては我がシネリンでプレイベントをした「時をかける少女」英語タイトルは"Time Traveller : The Girl Who Leapt Through Time"です。



パンフレットの中の「時をかける少女」
こんなかんじで映画説明ありでした
















毎年、ミッションバレーというショッピングモールのそばのハザードセンターの映画館で開かれているのですが今年で11回目のフェスティバル、年を追うごとに観客にアメリカ人の姿が多くなってきている印象を持ちました。(4年前は確かアジア人が多かったように思えます。)


館内入ってすぐの手づくりっぽい布地のポスターの前で主人と

このフェスティバルのアンケート、入る時に手渡されました。
早めに行けたので映画館の様子をパチリ!約500席あったと思うのですが8割方入っていました。


ロビーではミニライブをやっていました!お祭りってかんじ♪

映画が始まる前、人気だったらしく人が結構待っていました。

映画館入口のところ、大々的にフェスティバルのサインが掛っています。

普段は普通の公開の映画を上映しています。


フェスティバルらしい入口のにぎわい!
さて、映画の感想をアメリカ人の主人に聞くと、とても楽しめた、また一つの作品であらゆる感情を感じることが出来たとのこと。まあ泣いたり笑ったりということでしょう。受けが良かったです。
前のアニメ版の評判がアメリカでも良かったせいか、沢山のアメリカ人が見に来ていました。
これからの日本映画は日本人以外の人が見るものとして認識を持った方がいいですね。

私たちはこの映画を見た後で1970年代初頭、私たちは何をしていたか?どんな青春を過ごしていたか?と話すことができました。そんな懐かしいことを話し合えるきっかけとなった映画だったと温かな気持ちになりましたよ。谷口監督、ありがとうございました!

10/06/2010

オバマ大統領も認めた442連隊

10月に入り秋めいてくるとイベントごとがいろいろと始まるなあ~とわくわくしてきます。(*^^)v
まずは今月のシネマDEりんりんの会合が映画「442日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍」のプレイベントと決まり、もー待ちきれません状態!あっいや、私は今回は帰省できないので応援のみですが…^^;
私もサンディエゴで同映画を上映の時に鑑賞しに行きましたが、本当に素晴らしい映画です。

日本の血を引いたアメリカ人のアメリカでの貢献度はアメリカ人でも驚くほどです。武士道精神の教育を受けた者だからできる偉業だと思うのですが…。ぜひ、日本で公開されるというので、みなさん見てください。日本人として知ったほうが良いですよ!「442日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍」の公式ホームページは こちら!

 最後にタイミングがすごくよく、Good Newsも飛び込んできました。10月6日(火)のニュースです。Los Angeles Timesに載っていたのですが、White House honors Japanese American WWII veteransという記事です。

意訳するとこんな感じです。

ワシントンからの報告です。
フランクリン・ルーズベルト大統領が日系アメリカ人を強制収容所へ収監せよと命令をくだしてから、ほぼ69年後になってこの火曜日にオバマ大統領は第2次世界大戦の日系アメリカ人退役軍人へ議会のゴールドメダル(勲章)を授与する法的なサインをしました。少数の日系アメリカ人退役軍人と議員は大統領執務室にてオバマ大統領が彼らに授与するメダル(勲章)の法的なサインに立ち会いました。422連隊と第100歩兵連隊の両方のモットー”Go For Broke"で知られています。それと同様に戦争のあいだ、軍事情報局には6000人の日系アメリカ人がいました。

91歳になるグランド市川さんは式典のあとで、こう言いました。「それは私の人生で一番すばらしいことです。」

1942年に市川さん家族はアリゾナの強制収容所へ送還されました。UCバークレー大学を卒業した市川さんは収容所に家族をのこし軍事情報部のために6ヶ月間、語学学校へ入学しました。そのあとオーストラリアとフィリピンの翻訳者として軍のために勤めました。

「私は何かを期待するというよなことはなかった。」市川さんは述べます。
「政府が私たちが行ったことに対し認めて下さったことに深く感謝いたします。」

以下、LAタイムスの記事では参加者のコメントがつらなっていました。

10/01/2010

祝・5周年記念!

前のブログが訃報なのに今日は祝ですか?と思われてもしかたがない…喜怒哀楽の世界に生きていると、いろいろとあるものなのです。(^^; さて、なにが5周年記念かというとわたくしごとで恐縮ですがアメリカへ移住して今日、(10月1日)で丸5年…ということです。

2005年10月1日、私たち母娘はアメリカに降り立ちました。娘は14歳、飛行機に乗ること自体も海外に行くのもはじめてでした。
そんな私たちは最初は何を見ても面白い…スーパー、コンビニ、郵便局、銀行、映画館 etc…


                  グリーンカード申請のための書類提出。
                  アメリカ移民局から最初の難関です!

              待ちに待ったグリーンカードはこんな感じで届きました!

…で、半年もすると、も―ダメです。わからないことだらけ、英語もわからん。もう楽しいと言う時期は通り越し、無力感、自信喪失、ホームシックと悪い方に悪い方にと自分を自分で追い込んでいくんです。そういう時に限って熱を出しERへ、追突事故を起こす、歯の歯肉の手術、等々いろんな嫌なことが次々と起こりました。
              
                        事故りました!(;;)
               
                  避難寸前、SDの山火事で町は閉鎖状態。
                   これ昼間の写真です!こわかった~!

そしてある人との出会いにより、在米3年目ぐらいから運が上向きに…。

まとめとして、この5年間での気づきは…

★何処に住んでいても幸福感は自分の考えによって作り出される。

★英語が出来ないから人と会話するのにナーバスになるのではなく、対話相手のその人のことがわからないという不安感がナーバスにさせている。(なので相手のことわかる努力は要!)

★いつも笑顔で大きな声で堂々と話すとめちゃくちゃ英語でも相手は耳をかたむけてくれる。

★日本に居たら絶対出会えない人に出会える!

★何年その国に住んでいてもその気がなければ言語を習得するのは難しい!

★アメリカに居ると太る!

気付き→行動。
そして現在に至っています。
                     ☆HAPPYな今のわたし☆