1/06/2011

新年早々、捨てられたゴミに命を拾われる!

みなさま、遅ればせながら…あけおめでございます。
今年もシネりん同様、しずちゃんもよろしくおねがいいたしまーーーす!(^◇^)
うちのだんなからこんなニュースがあったよと教えてもらったので今年、しょっぱなですが、ここに忘備録がわりに書こうと思います。

アメリカでのこの年末は各地でストームが吹き荒れ、サンディエゴでは連日の大雨で浸水被害続出、イーストコーストでは大吹雪で日常の生活に大変な影響を及ぼしていたそうです。
特にニューヨークでは吹雪による積雪で交通が麻痺状態。ゴミの収集日にゴミを回収できず、年末ということもあり多くのゴミ袋の山があちこちに放置していたとか…。

ニューヨークポスト誌によると、雪のため放置されたゴミに命を拾われた!というもの。連日の吹雪により放置されていたゴミが人の命を救ったということです。
このアパートメントの9階からとびおりたとか…たしかに下はゴミの山ですね!

アンジェロ・カパトス(Angelo Kapatos)さん(26歳)は彼の叔母によると神経衰弱の気があったそうですがアパートの家主と退去するしないのもめごとの渦中にあり、12日の日曜日の朝、アパートの9階から飛び降り自殺を図りました。
しかし、彼の着地した先は山積みにされたゴミ袋の上。このゴミがなければ彼の体は道路にたたきつけられ即死だったことでしょう。救急車ですぐに病院へ運ばれ手術を受けましたが命をとりとめることが出来ました。

さて、同じ週にニューヨーカーたちは市のホットラインへゴミの苦情などでコールしました。それも1000件以上を寄せていたとのこと、しかしこのニュースで“物は考えようだ”ということも感じたのではないでしょうか…。
とにもかくにもアンジェロ君の心の健康も早く取り戻してほしいものです。

アメリカにきて知ったことの中で、アメリカはホリデーシーズンになると自殺者が急激に増えるということ。
クリスマスやニューイヤーズイブは家族や友人と集まる楽しいひとときを過ごせます。その反面、家族、友人、仕事、お金に見放されたと考える人には、1年の中で暗澹たる思いに陥り、孤独感を味わうシーズンでもあるんですね。