暑さと共にまたまた面白いスタバネタをひとつ。突然ですがジョナサンカードというのをご存知でしょうか?ちなみにファミレスのジョナサンのカードじゃないよ(^_^;) 私が担当しているFMラジオ局の番組の1コーナーで以前レポートしたPay it Forwardの記憶も新しい中、ちょっと変わった形で人の善意について実験している人物がアメリカにいるという記事を最近読みました。面白かったのでちょっとみなさんにもおすそ分けです。(*^。^*)
ジョナサン・スターク-Jonathan Starkさんはスターバックスコーヒーがスマートフォンでコーヒーなどを購入できるサービスをスタートしたことに着目し、自分のiPhoneのスタバカードのIDを不特定多数の人にむけてFacebookなどで公開したらどうなるのか?ということを実行に移しました。それがそもそもの彼の実験の始まりですネ。
日本ではまだこのスタバカード・アプリ版サービスは開始されていないようですので少々解説しておきますと…
スマートフォン(iPhoneやBlackBerry, Android)でスタバ商品の支払いができるサービスで、前もって専用アプリをダウンロードしてそこへお金をチャージしておけば、店内でマシーンにかざすだけの決済ができるというしろものです。
実はどちらも不正解!誰かがコーヒーなどを購入した形跡を残しつつもチャージ金額が少なくなると誰かがチャージしてくれている状態が続いたそうですョ。 すごいことだと思いませんか?500人以上のコーヒーラヴァ―(Coffee Lover)が総額8000ドル(約64万円)以上をチャージしたのですから…。ジョナサンはこれによって善意ある人々が多く存在するということを証明したかったらしいのですが彼の思惑どおりの結果となりました。
2011年8月17日にGoodというニュースサイトの投稿によるとこの善意の連鎖を悪用した人がいました。彼の名はサム・オディオSam Odio。(この人、どうも単純にお金を盗んだ悪党ではないらしいのですよ。) 彼はネットオークションにジョナサンカード(スタバのアプリカード)を転売して、そのお金を恵まれない子供たちに寄付するということをしていたらしいのです。625ドル(約5万円)をジョナサンより取った形になるのですが、すべて寄付したらしいです。彼の兄弟が同額の625ドルをジョナサンカードへ返還したので大事には至らなかったらしいのですが…。でもこれをきっかけにこのプロジェクトは中止、どうも腑に落ちない展開だとアメリカのTwitterやFacebookなどでみなさんのコメントが多数寄せられているようです…。みなさん、これをどう思いますか?
まあいろいろとありますが、ジョナサンはこの成功に気を良くして次回もなにかをアイディアを考えているようです。彼のTwitterを見るとドライブスル―で背後についた車にコーヒーなどをおごったというツィートが沢山みられます。(^O^) スタバもこの現象は大歓迎でジョナサンのようにPay it Forwardした人にはスタバから無料ドリンク券を出すこともあるみたいですよ♪
スタバカードのアプリはこんなかんじ↓
スタバカードのアプリはこんなかんじ↓