12/10/2011

2011楽生曾シネマDEりんりん忘年会(12.22)

楽生曾シネマDEりんりん 2011年忘年会

今年は3・11以降今までにない大変な年となりましたが
シネマDEりんりんとしましてはお陰さまで、無事今年一年を通して
イベントを開催することが出来ました。

そんな今年最後のシネマDEりんりんは例年通り忘年会
三連休の前日12月22日の第四木曜日に開催いたします。

場所は今回も大久保の韓国伝統民俗食堂 烏鵲橋
(オザッキョ)となります。

前回はチョン・ジェホン監督が、東京フィルメックス
コンペディション作品「豊山犬」の関係で来日中に
当会に参加して下さいました。

「豊山犬」韓国語版予告編は、ここをクリック!
日本では来年公開予定でとても楽しみな作品です。

今回もひよっとすると、特別ゲストが参加する企画が
立ち上がるかも知れませんが、その時はその時で、
忘年会プラスとしまして盛り上がりたいと思います。

今年最後のシネマDEりんりん忘年会、みなさまのご参加
心よりお待ちしております。

みなさんお誘い合わせの上ご参加下さいませ。

詳細~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆日時:平成23年12月22日(木)第4木曜日 

19:00~ 22:00

☆場所: 韓国伝統民俗食堂 烏鵲橋(オザッキョ)

新宿区大久保1-12-25
℡03-5155-7294

☆会費:3500円懇親会(飲食込み)です。
☆ゲスト:ゲスト参加未定・・ゲストがいない場合も御座いますがご了承を!

楽生曾・シネマDEりんりんHP

☆お問い合わせ&連絡先:    

林康弘 ℡:090-9290-5143 
mail:hayashi6593☆s8.dion.ne.jp または riririnorin93☆ezweb.ne.jp
(☆を@マークに変えてご連絡お願い致します)

☆締め切り:基本的に当日参加も可能ですが会場の都合などもありますので、
なるべく早目のご連絡をお願い致します。

12/03/2011

映画「メランコリア」をどう受け止めるのか?(ネタばれ有り、注意!)

毎年、29歳の誕生日を迎えています。(#^.^#)
娘の手作りのアップルパイ

アメリカ時間の今日、わたしのBirthdayに旦那が映画鑑賞のプレゼントをしてくれました。ぜったい普段、一緒に行ってくれないような作品を選んだのはバースディ-に免じて行ってくれるだろうと画策した結果です…。
シアターのロビーにあった「メランコリア」の特大ポスター

「メランコリア」”Melancholia"は私の英語の先生が勧めてくれた作品、すぐに興味を抱いたのが、なにせあのデンマーク監督のラース・フォン・トリア監督の新作だからです。目の離せない不思議な魅力を感じる映画を撮る監督さんであり、2度と見たくない最高傑作「ダンス・イン・ザ・ダーク」の監督でもあります。
英語の先生いわく、友人と見て映画の良し悪しの賛否両論が巻き起こったそうです。5人見たうちの2人が賛のほうだったらしい。うちの旦那含むアメリカ人に理解しがたいのかも…(-_-;)

さて今回近所の映画館を調べたところ2館しかやってなく、はじめてのHillcrest Cinemasのほうで見ました。(ちょっと自宅から遠かったけどね…(^_^;))

ヒレクレスト・シネマズ

映画館の外はもうクリスマスムード!

お客さんは15、6人しかおらず(-_-;)まあアメリカの映画館だからこの手の作品は???なのでしょうね。

トリア監督の映像美はいつもながら素晴らしい、そしてワーグナーの
「トリスタンとイゾルテ」がその映像美に華をそえる。この作品のなかでも死に直面する人間の模様が描かれています。
気功の勉強会で「生きることは何か?死とはなにか?」をまじめに仲間と話し合う機会を得ているので、この映画、ラース・フォン・トリア的地球終末論は気功の勉強会の延長線上で、(映画をとおして)学びを与えてくれているような、そんな感じがしました。多難な人生の中で勇気をふりしぼり一歩を踏み出すことの大切さを(勉強会でも)話しあったばかりでした。そんな経験をたくさんしていることは死への受容も容易になるような気がするのです。
「メランコリア」の中のジャスティン(キルスティン・ダントス)

ところで、死への受容とは5段階のプロセスがあるらしく、アメリカの精神科医のエリザベス・キューブラー・ロス先生が死を間直にした人たちは
5つのプロセスを経過して受け入れるという有名な著書があるらしい。
この映画の主役のジャスティンは鬱状態(メランコリア)になりメランコリアという惑星が地球への接近の不気味さをかもしだしています。鬱状態は死への受容の第4段階目にあたります。しかしジャスティンの鬱は徐々に第5段階目の受容に入っていくのです。

ラース・フォン・トリア監督の作品は落ち込み率が高いけど、今回はこの作品を見たおかげで私は、まじめに自分の人生に向き合えることの大切さを実感し、HAPPYな誕生日を家族と共に過ごせました。
感謝感謝♡

日本での公開は2012年2月17日より。